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!おまけ

[[なんかバトンがきたので書く|http://d.hatena.ne.jp/syou6162/20081218/1229539204]]。てか、syou6162の参考にはならない気がするぞw

お勧めというよりは今年わりとマジメに読んだ本を挙げていくことにする。2008年に出版された本はほとんどない:-) ちなみにPRMLはまだ読めてない。

今年日本語訳も出た{{isbn '1584886420は必読。あれ、これしか読んでない>ω<

来年は発生科学の科学史っぽいものや、脳や行動と学習理論あたりを読んでも良いとは思っている。

今年はモデル選択が中心だったな。去年読んでいた{{isbn '4000068431のわからないところが{{isbn '4781912125と{{isbn '4254127820と{{isbn '4320021711を読んだらわかった。KL情報量からAICまでしっかりと理解が繋がったのが成果だった。細かい話になるが、これらと並行して混合正規分布のパラメータ推定まわりを理解するために、{{isbn '4000068512 も読んだ。

来年こそはベイズ、特にPRML読みたいが確率過程と統計力学が先か。まあ、必要になった統計を乱読だろうな。

読みものとしては{{isbn '4140019913が楽しめた。生命科学で考えてみてもよい問題意識がいくつかあると思った。でもこの本が扱っている内容がファイナンスの数理全体のなかでどういう位置のトピックスを扱っているかよくわからなかった。

生命科学でも頻繁に出てくるようになったランジュバン方程式と幾何ブラウン運動を理解するために、{{isbn '450161790X と {{isbn '4501619406 の一部を読んだ。とても理解しているとは言えない程度だが。この2冊はボス部屋の本棚から借りパク:-)

ということもあって、来年は、{{isbn '4431710922と{{isbn '3540208828あたりを読みたい。前者は読み始めていてマルコフ過程のころが眠くなった。Rでシミュレーションしながら読むとたいくつしのぎになるかも。[[大野先生が配布しているPDF|http://webusers.physics.uiuc.edu/~y-oono/]]も使う予定。

同期の話とかちゃんと読んだことがなかったので{{isbn '4087204081が楽しめた。臨時別冊・数理科学の「ネットワーク科学への招待」も最新の論文が広くまとめられていて良かった。

来年は統計力学を{{isbn '4563024376で勉強しなければ。確率過程と同様、[[大野先生が配布しているPDF|http://webusers.physics.uiuc.edu/~y-oono/]]も使う予定。

今年はあまりプログラミング系の本は読んでいないな。

{{isbn '4901683500 去年出版だけど、俺が読んだのは今年に入ってから。Rでプログラミングするのに持ってないとかありえないという本。目次で逆引リファレンス的に使うのが吉。

{{isbn '4873113644 スクラッチからデータマイニング関係のプログラムを書く練習にはなった、普段はRでいいけど。あとPythonの読み書き力が少し向上した。Pythonの本を読んでもよかった気がするけどWebの情報だけでなんとかなるぐらいドキュメントが豊富。しかもオライリーの初めてのPythonがありえない厚さで、おっさんの体力的には読めないと思ったので1冊も購入せず。良い本があれば教えてしてくださいな。ちょっと毛色が違うが、シミュレーションの実装なんかでは {{isbn '4274067475 が良いかもしれないと思って読んでいる。

{{isbn '4873113563 Rubyでのテスト駆動開発が豊富な例とともに解説されいる。どういう時にどういうテストを書けばよいか感覚を掴むには良い本だったと思う。

来年はTDD、デザパタ、関数プログラング系をやっつけたい気がするが、たぶん今年同様、数理のほうメインで読んでいく流れだろうな。ただ仕事上、3Dグラフィックス系を読まなねばらんかも。

スピードなんちゃら、レバレッチなんちゃら、勝間さん系を数冊読んだ。ためにはなったがGTDの時ほど生活が変わる感じではなかった。

ドラッカー買ったけど積読中。いまいちモチベーションがわかない。

はじめてラノベに取り組んだ。

{{amazon '4840233020 これが大好きすぎて全巻プラス単行本化されていない短編もほぼ収集した。たぶん10周以上は読み返している。俺も見た目かわいらしい系で知的な女の子と旅したい。ホロかわいいよホロ。

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